ドローンの種類

ドローンの種類

多様なドローン

歴史から見ても分かるように、ドローンという言葉が差すものは、ミサイルを搭載して敵地を爆撃する大きな無人飛行機から、趣味で楽しめる数千円のコンパクトなものまでさまざまです。もちろん、この多様さもドローンの魅力ではあるのですが、軍事目的のドローンは一般人が触れる機会はまずありませんから、私たちに関わるがあるドローンとしては、趣味で飛ばすものや農薬散布、映像撮影などの目的を持って飛ばすものが中心になります。その中でも現在では自律飛行を行うものもあれば、操縦そのものを楽しむものなど実にさまざまで、選択肢は豊富です。

自律飛行タイプ

自律飛行とは、操縦者がリモートコントローラーなどで指示をださなくても、自動的に目的地や設定された経路に沿って飛行を行うタイプです。操縦のテクニックが必要ないうえに、目的地や経路の設定が簡単にできるアプリなども登場しているため、ドローンによっては初心者でも非常に簡単に飛ばすことができます。ただし、さまざまなセンサーなど最新の技術を使っているものが多いため、価格は高くなる傾向があります。

ラジコンタイプ

ラジコンのように、コントローラーを使って操縦を行うタイプのドローンです。離発着から細かく指示を行うものもあれば、離発着は自動で行うものもあります。
離発着を自動で行うものであれば、初心者でも安心して飛ばせるのではないでしょうか。飛ばす目的は空撮や趣味などいろいろですが、いずれにしても操縦は自分で行う必要があるため、ある程度の技術は必要になります。ただし、ドローンを操縦する醍醐味が味わえるのもこのタイプです。

コンパクトタイプ

素材や通信機器などの軽量化によって、現在では驚くほど小さなドローンも作成されています。手のひらサイズは当たり前、中には指先に乗るようなコンパクトなドローンもあるほどです。国土が狭く、大型のドローンを飛ばせるような場所の少ない日本では、コンパクトタイプが非常に便利で、室内でも楽しむことができるものもたくさんあります。

こんな面白いドローンも

人が何らかの形でコントロールを行い、無人で飛ぶものであれば何でもドローンですから、その可能性は無限です。その形状はヘリコプターやマルチコプター、さらに飛行機型である必要は全くなくて「これがドローン？」と思うようなものもいろいろあります。

国産ドローン

ドローンの開発において日本は諸外国に比べて後れを取っている状況でしたが、現在では世界も注目する最新技術を駆使した国産ドローンがいくつも登場しています。新しい技術が次々と開発されており、さらに高機能なドローンが作られているのです。